みどころ
Highlights
❶|講演
各分野の第一人者の先生にご講演いただきます。我々のリクエストにお応えいただく内容で,またとない大変貴重な機会です。
(ご講演順)
樋口貴広先生(東京都立大学):歩行の視覚運動制御 |
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名倉武雄先生(慶應義塾大学):スポーツ・整形外科診療に役立つのバイオメカの基礎知識~イメージング研究のすすめ |
辻哲也先生(慶應義塾大学):進化するがん医療 がんのリハビリテーションの未来 |
近藤国嗣先生(湾岸リハビリテーション病院):回復期リハビリテーション医療におけるエビデンスの活用と未来 |
斉藤秀之先生(日本理学療法士協会):みんなでつなぐ理学療法のエビデンス |
吉田和生先生(慶應義塾大学):生成AIを活用した新しい時代の臨床と教育 |
神谷健太郎先生(北里大学):フレイル心不全患者に対する疾病管理としての理学療法 |
千葉哲也先生(玉川病院):呼吸器疾患の運動を考える |
ファン・ウク先生(ウンナム療養院、ソウル士会):超高齢化社会の老人療養施設における理学療法士の役割とビジョン |
❷|メインシンポジウム
メインシンポジウムでは,エビデンスの「作り方」,「伝わり方」,「届け方」を討議します。
それぞれのシンポジウムでは,メイン講師による概論に加えて,2名の分野別エキスパートによる各論を講義いただきます。
エビデンスを研究,臨床,教育にどのように活かすのか。専門職人生を左右する一日になるかもしれません!?
・エビデンスを「つくる」~研究の始め方・進め方
山田実先生(筑波大学)
・エビデンスを「伝える」~論文の選び方・読み方
金子文成先生(東京都立大学)
・エビデンスを「届ける」~クリニカルリーズニング
相澤純也先生(順天堂大学)
❸|パラスポーツ体験会
パラスポーツ体験会
みなさんは,車いすバスケやボッチャを体験したことがありますか?実はほとんどの理学療法士が未経験だそうです。
今回,東京都理学療法士協会スポーツ局,パラスポーツ部による「パラスポーツ体験会」が開催されます。大変貴重な,理学療法士向けの体験会です。
体育館にお気軽にお越しください!
❹|研究・症例発表
70を超える演題がエントリーされています。
たとえ小さくても、未来の医療につながる偉大なエビデンスです。
一般演題、フレッシュマン演題に加えて、本学会では「新人演題セッション」を設け、養成校の卒業研究を発表していただきます。これからの理学療法を担う優秀な先生方の発表を聞きに来てください。
❺|敎育セミナー
若手の先生,これから新たな分野に挑戦する先生,しっかり復習したい先生向けのセミナーです。大変分かりやすい人気の講師に授業いただきます。明日からの臨床が変わります!!
・「呼吸理学療法に必要な呼吸状態の見方」:直井 俊祐 先生(東京医科大学病院 PT)
・「神経疾患における脳画像の見方~CT・MRIから疾患を紐解く」:清塚 鉄人 先生(三宿病院 医師)
・「PTの専門性が生きるチーム医療:APS」:H・トマシュ先生(慈恵第三病院 医師」
・「明日から始める症例報告」:北地 雄 先生(総合東京病院 PT)
❻|都民公開講座
痛みなく,速い球を投げるためには!?
速い球を投げるためには,どのようなトレーニングをしたら良いでしょうか?フォームを良くする?足腰を鍛える?投げ込む???でも,肘や肩を痛めた話もよく聞きますよね。
今回の都民公開講座は,ライオンズ整形外科クリニックの理学療法部門責任者である梅村悟先生にご講演いただきます。アシスタント講師は、元プロ野球選手の理学療法士、藤田航生先生です。
これらの問題を解決し,目指せプロ野球選手!の視点でお話いただきます。一般都民向けですが,専門家が聞いても楽しい内容です!多くの先生のご来場をお待ちしております。
チラシのダウンロード
❼|ワークショップ
ワークショップ
理学療法士として、どのようなライフデザインを描いていますか?
男女ともに社会で働くことが世界的にもスタンダードとなっているなか、働き方や人生のプランニングは人それぞれです。
子育てと理学療法士としてのキャリア形成の両立に悩むこともあり、女性理学療法士にとっては産前産後、更年期といった心身変化が影響してきます。
ワークショップ1では、子育てとキャリア形成の両立について考え、またワークショップ2では、ゲームやエクササイズを通して、ウィメンズヘルスについて、知って考え体感していきましょう!
●ワークショップ1
『子育て世代の理学療法士が思うこと』
~描いてみよう、わたしの、あなたのライフデザイン~
永見倫子先生(東京医科歯科大学病院)
:子育て世代の理学療法士がキャリアとライフの両立に向けて、どう生きていくのかを考えるためのプロセスや思考整理法について、ワークシートを活用しながら一緒に考えていきます。
●ワークショップ2
『キャリアの視点からウィメンズヘルスケアの実践を考える』
井澤美保先生(ForM 代表)
:自身のキャリアを仕事と人生と両方の視点でウィメンズヘルスケアを考えるワークショップ。今回は女性ホルモンの変化と更年期についての座学とヘルスケアを考えるカードゲーム、骨盤底筋体操のポイントを実技で行います。
❽|シンポジウム
関心の高い5つの領域のシンポジウムが開催されます。シンポジストは、それぞれの分野でトップランナーの先生方です。普段、専門学会では聞くことのできない他領域のトピックスを是非ご聴講下さい!
1.「みんなでつなぐ理学療法のエビデンス〜経験の伝承」
- 教科書や文献からは学べない経験:森本榮先生(医療法人社団 輝生会)
- 医療人としての理学療法士に大切な経験:遠藤敏先生(専門学校 社会医学技術学院)
- 経験をつなぐ教育・職場:松原徹先生(在宅総合ケアセンター成城)
2.「膝ACL損傷のスポーツ理学療法〜多様性を考慮したアプローチ」
- 女性アスリートに対して:馬越博久先生(八王子スポーツ整形)
- パラアスリートに対して:笹代純平先生(JISS)
- トップアスリートに対するACL再建術後のリハビリテーション:和田桃子先生(東京医療学院)
3.「子どもの健康・スポーツと理学療法」
- 子どもの発達とトレーニングの特徴:粕山達也先生(健康科学大)
- 正しい姿勢,コーディネーショントレーニングの指導:渡邉祐介先生(東京脊椎クリニック)
- スポーツ外傷・障害予防の取り組み:我妻浩二先生(江戸川病院)
4.「ニューロリハビリテーション~歩行機能の再建」
- 能の可塑性と可能性:紙本貴之先生(慶應義塾大学)
- ニューロリハビリテーションのエビデンス:高橋容子先生(順天堂大学)
- 装具の選び方、使い方:栗田慎也先生(都立大久保病院)
5.「地域リハビリテーション」
- 都市部の地域リハビリテーション:御代川英己先生(初台リハハビリテーション病院)
- 過疎地の地域リハビリテーション:工藤弘之先生(大久野病院)
- 僻地の地域リハビリテーション:塚本泰成先生(世田谷記念病院)